
映画『違国日記』感想|不器用な大人と少女が紡ぐ“やさしい距離感”
★★★☆☆ 3.3
Amazon.co.jp: プライム・ビデオ: Prime Video
あらすじ
両親を交通事故で亡くした15歳の少女・朝。
葬式の場で親戚たちの心ない言葉に傷つく中、叔母である槙生がこう言い放つ。
「あなたを愛せるかどうかはわからない。でも、決してあなたを踏みにじらない」
その言葉をきっかけに、ほぼ初対面のふたりの同居生活がスタート。
人見知りで不器用な小説家・槙生と、素直でまっすぐな朝。
正反対なふたりは戸惑いながらも、少しずつ距離を縮めていく。
しかしある日、朝は槙生の“ある秘密”を知り、ふたりの関係は揺らぎ始める――。
感想(ネタバレなし)
■ 空気感がとにかく心地いい作品
原作のヤマシタトモコさん特有の
静かで少し距離のある空気感が、映画でもしっかり再現されていました。
派手な展開はないのに、じわじわ心に沁みてくるタイプの作品です。
■ 「愛せるかわからない」がリアルすぎる
普通の映画なら「大切にする」とか言いそうな場面で、
愛せるかわからない
と言い切るのがこの作品のすごいところ。
でも同時に
踏みにじらない
という言葉に、人としての誠実さが詰まっていてグッときました。
この距離感が、終始リアルで良かったです。
■ 新垣結衣の槙生が意外とハマってる
正直、最初は
「きれいすぎない?」と思っていたんですが…
見ていくうちに
- 不器用さ
- 生きづらさ
- 他人との距離の取り方
がしっかり表現されていて、違和感はなくなりました。
むしろ内面の繊細さがしっかり伝わる演技でした。
こんな人におすすめ
- 人間関係に少し疲れている人
- 静かなヒューマンドラマが好きな人
- 「家族とは何か」を考えたい人
- ヤマシタトモコ作品が好きな人
ひとことまとめ
👉 「不器用な優しさに救われる映画」
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