アメリとクララ、イルマを救うために手を組む
アスモデウスは、アメリ会長を味方につけるのは難しいだろうと考えていました。
しかしクララは、
「私がまっかちんと話してくる!」
とアメリのもとへ向かいます。
二人で向かい合ってお茶を飲みながら、クララは真剣な表情でアメリに尋ねます。
「まっかちんはイルマちのこと好き?」
突然の質問にアメリは照れてお茶を吹き出します。
それでもクララの真剣な表情を見て、
「あぁ、好きだぞ」
と答えるアメリ。
クララから、イルマが魔関署へ連れて行かれたことを聞きます。
そして、その理由を聞きますがクララは言葉を詰まらせます。するとアメリは――。
アメリはイルマが人間だと気づいていた
言葉に詰まるクララに、アメリはまさかの言葉を口にします。
「イルマが本当は……人間だからか?」
クララはびっくり。
「知ってたの⁉︎なんで…」
と尋ねます。
アメリは、確信していたわけではなく、ずっとそうかもしれないと思っていただけだと答えます。
そしてクララは、
「一緒にイルマを取り戻そう!」
とアメリを誘います。
しかし、アメリは俯いてしまいます。
「すまない」
そう答えるアメリの脳裏には、以前聞いた母親の話が浮かんでいました。
アメリの母も人間だった
実は、アメリの母親は人間。
アメリは、悪魔と人間が共に生きることが、どれほど難しいことなのかを知ったばかりでした。
そんな中、自分が好きになった相手も人間。
そして、そのイルマが自分のもとから遠くへ行こうとしている。
まるで運命が、
「イルマを諦めろ」
と言っているように感じてしまいます。
「すべて夢だったと忘れてしまった方がいいのだ」
そう思い、イルマとの思い出を振り返るアメリ。
しかし――。
「冗談ではない!!」アメリが覚悟を決める
突然、アメリは目を見開きます。
「冗談ではない!!」
そしてクララに尋ねます。
「クララ。もし、運命があるとして、その運命がイルマと離れろと言ってきたらどうする?」
クララの答えは即答でした。
「噛みついて暴れまわってイルマちのところまで走る!」
それを聞いたアメリは、にっと笑い、
「私もだ!」
と答え二人は手を握り合います。
そしてアメリは、ついに決意。
「父に連絡を取る。もし協力を得られないようならば……」
そして――
「アザゼル・アメリ一世一代の大反抗期といこうではないか!」
アメリもイルマを救うために動き始めました。
アンリが向かった場所には……
場面は変わり、アメリの父・アンリへ。
アンリは、
「何の因果か。もうこの場所へは二度と訪れまいと思っていたのに」
そう思いながら、奥へと進んでいきます。
そして、重い扉を進むアンリ。
その先にあったのは――。
かつてアンリが愛した人間が閉じ込められていた箱庭でした。
「こうしてまた、足を踏み入れることになろうとは」
「そしてまたあの箱庭に囚われる人間を見ることになるとは……」
アンリが見つめる箱庭。
そこにいたのは――
イルマでした。
455話まとめ
455話は、アメリがイルマを救うために覚悟を決める回でした。
「アザゼル・アメリ一世一代の大反抗期」
という言葉が最高すぎる……!
イルマを巡って、アメリ・クララ・アスモデウスだけでなく、アンリまで動き始めました。
果たしてアンリはイルマをどうするのか。次回も目が離せません!